これまでに遺品整理をした経験のない方の場合、出てきたモノによっては廃棄処分の仕方が分からずに困ってしまうことがあるかもしれません。そこで今回は、「不用品はどうやって捨てたらいいの?」と疑問に思う人のためにも、適切な処理方法をご紹介していきます。
捨てるもの、買取してもらうもの、引き取ってもらうものに分別しよう

まずは不用品を分別しておくと、非常に楽になります。以下に代表的な処分方法をまとめました。
遺品を捨てる場合
- 自治体の大型ゴミ引き取り
- 有料の廃棄業者への依頼
遺品を買取してもらう場合
- 出張買取
- 持ち込み買取
- メルカリ
- ヤフオク
遺品を引き取ってもらう場合
- 身近な人への引き取り依頼
- ジモティー
処分に注意が必要なもの
家電類

廃棄する場合は、リサイクル料として2,000円がかかってくるので、可能ならば買取をしてもらうことがオススメです。また、テレビや掃除機などはジモティなどで貰い手がつくことも多いので、引き取ってもらうのが良いでしょう。
タンス

中のものをきちんと処分できているか確認しておきましょう。給与明細が残っていたタンスを不法投棄された事例などでは、タンスの持ち主に対して警察から調査が入ることがあります。
遺品整理業者&買取業者に依頼して遺品を処分するのがオススメ

1身近にどういう遺品整理業者があるか探す
まずは、インターネットなどのサービスを活用し、近隣にある遺品整理業者を検索してみましょう。
ご依頼された方のほとんどは、遺品整理業を利用することが初めてかもしれません。
その為、対応可能エリアを把握しておくことが重要になります。一店舗だけに限らず、全国的に活動している業者もありますので、どの付近に営業所があるのか確認しておきましょう。
2業者を見つけたら見積もりを取る
遺品整理業者を呼ぶときは、複数の会社で見積もりを取ってもらい、一番納得できる業者に頼むようにしましょう。
ただし、「見積もり時は安かったのにも関わらず、最終的には多くの追加料金が発生して高くなった。」という事例もありますので、ご注意ください。
最初の見積もりを行う段階で、「費用の詳細と作業の内容」をしっかりと聞き、見積書は絶対に貰うようにしましょう。また、契約が終了する日まで大事に保管しておいてくださいね。
3必要ものまで処分されないように処分時に立ち会う
廃棄処理をする時は、業者に何を処分したいのかしっかりと伝えて、不要なものだけ処分してもらいましょう。
取引の最中に確認ミスがあり、必要なものまで処分されてしまってトラブルになったというケースも残念ながらあります。そういう状況を防ぐためにも、業務の開始から終了までは立ち合うようにしましょう。
4価値があるものまで捨ててないかチェックする
遺品整理を行う時は、一部の人にしか価値が分からないモノが含まれていることもあります。中でも、趣味で集められていたコレクション関連にかなり多いです。同じ趣味に興味がなかった場合には、価値が全く分からないですよね。
一旦、「廃棄をしたい物が本当に価値がない物」であるのか古物商にチェックをしてもらいましょう。捨てようと考えていたものから、利益がでるのであれば嬉しい限りですよね。
まとめ
遺品整理を進める時には、買取や無料引取が可能なものを把握しておくと、無用な出費を避けることができます。また、自分では価値がないと思っていた物に価値があることも多々あります。あらかじめ買取業者に相談してみたりと、厳重に調べてから廃棄処分は行うことをオススメします。