遺品整理を行う場合、今後利用することがないと判断したモノをどう処理していいのか迷う方は多いのではないでしょうか?そういう時は、捨てる前に販売を検討してみましょう。想像する以上に、遺品の中にはたくさんの「売れるモノ」が存在しています。今回は、「遺品の販売する方法」や「業者の見極め方」を詳しくご紹介します。
遺品を直接販売する場合

インターネットで「メルカリ」などのフリーマーケットアプリや「ヤフオク」などのオークションサイトを利用し、自分自身で遺品を販売する方法があります。パソコンからではなく、スマートフォンからでも簡単に出品できる時代になっていますので、誰でもすぐに始めることができて便利です。しかし、「買い手が付くのか保証ができない」のと、「品物の包装作業」や「発送までの手続き」を個人で行う必要がありますのでご注意ください。
海外ではエステートセールと呼ばれる

みなさんは「エステートセール」という言葉をご存じでしょうか?
北米で古くから行われている風習で、亡くなった方が残された家財一式を、専門の鑑定人が鑑定し、売却、処分する方法です。その中で販売可能な品を自宅前で販売することもあります。現在、日本でも注目されるようになってきましたが、まだ一般的ではありません。そこで、遺品を「エステートセール」のように合理的かつ、必要な方に継続して使用してもらうために、不要な品物はオークションへ出品してみてはいかがでしょうか。
買取業者の良い探し方

1.できるだけ多くの口コミ情報を見るのがおすすめ
遺品整理業者によっては、物の値段に見合っていない、かなりの安価で取引されているケースもあります。
買い取り値段は、業者によってバラバラです。利用者の満足度も高く、適した値段設定で買い取ってもらうためにも、さまざまなサイトで口コミ情報を見るようにしましょう。
2.出張買取査定を無料でやってくれる業者を探す
遺品整理時に無料で家まで訪問し、出張査定をしてくれる業者もあります。ただし、違法で買い取りを行っている業者もありますのでご注意ください。無料と言っておきながら、後々高額な料金を請求してくる事例もありますので、「古物商許可書」という市町村で発行された資格を持っている業者なのか必ず確認しましょう。
3.買取不可といって逆に処分費用を請求するような業者は避ける
「家具や家電製品」の処分費などと言って、追加料金を請求をしてくるような業者は利用しないように気を付けましょう。また、評判の良い業者は、電話の対応時から親身になって接してくれます。質問なども丁寧に解説をしてくれる傾向にあります。
実際に会ってからのミスマッチを防ぐためにも、複数の業者を比較するようにしましょう。
まとめ
遺品整理業者で買取販売を選ぶ時には、すこしでも気になる点があった場合はキャンセルし、別の業者を探すくらいの気持ちでいることをおすすめします。多少時間はかかるかもしれませんが、情報収集をきちんと行うことで、ご家族全員が質の良いサービスを受けることができますよ。